時間が空くとまた面倒になるし時間がもったいないので翌週に最初に行った病院からレントゲンを借りて大和病院へ。
今ではもう慣れてしまった診察前の3点セット(尿検査・エコー・レントゲン)を初めて行う。 「あれ?レントゲン持ってきたのに・・・(笑)」 まぁいいや。 今回の場合は痛みが強くて診察に来たわけではなく急ぎもしてない。 簡単に結石に関しての病歴等の問診を受けて、すぐに破砕の日取りを決めただけ。 急を要する状態でなければ破砕日はこちらの希望にあわせてくれる。 仕事の都合や高額療養費の月締め制度も考慮して入院日を決める事ができます。 この月締めはどの病気でも重要なので「治療費と高額療養費」を読んでくださいね。『とりあえず、一番早いので』とお願いしたので、この週の木曜日に入院して金曜日に破砕決定。 「とんとん拍子に進むなぁ〜 すぐ完治だな」なんて思っていた。
この病院(大和病院写真あり)には体外衝撃波結石破砕術の機械が2種類あります。 ひとつは多分最初の設備の『温水に浸かってその中で衝撃波を発生させて体に撃ちこむ』タイプ。 『湿式』と私が勝手に呼んでいる機械(HM-3)です。 もうひとつは普及版の最新っぽい機械で『お湯には浸からずに液体の入った風船と言うか袋を体に押し当ててそれを経由して衝撃波を撃ちこむ』タイプ。 こちらは『乾式』と私は勝手に呼んでいる機械(U/50)です。衝撃波というのは音波かなんかの一種で、音波は空気中の速度より水中での速度が数倍早く、しかもロスが少なく伝わるはずで、そういう原理を利用してるらしいです。 だから、どちらの機械にせよスパークさせて液体を経由して体に打ち込まれます。 人間の体はほとんどが水分なので体には影響なく素通りして、石に命中する・・・みたいなそんな感じの機械だったと思います。。^^; 詳しい原理は科学者にでも聞いてください。 衝撃波の強さは温水に入る機械の方が威力は大きく、この機械でやる場合は硬膜外麻酔って言う背骨付近に打つ麻酔が必要になるらしいです。 新しい方の機械は、さほど強くないのか座薬と痛み止めだけで治療をします。
今回の破砕は今痛みがある右腎臓結石のほうをやる事になった。 入院の準備として渡されたシオリや説明などで持ち物からして温水に入ってやる方『湿式』だと言う事がすぐわかった。 「げげっ。ってことは、背中の麻酔・・・脊髄麻酔!?」 あれってものすごく痛いって噂では?(-_-; まぁいいや、治れば。
幸いな事に用意する物の中の「T字帯」は消されていました。
なぜ幸いか?って・・・T字帯ってフンドシみたいな物で、これが必要になる場合って下着が邪魔になる様な処置が必要になる可能性があるって事。
結石の場合はカテーテルを入れたりする場合にこのT字帯が必要になるはず。これがないって事は・・・カテ入れしないんだ?(^^)
実は、私の知り合いで結石になっている人は何人もいて、ある程度治療の方法とかは知っていたんです。
それに最初に行った病院の先生が『これだけ大きいとカテーテル入れないと尿管が詰まっちゃう』と言っていた。
だから、カテ入れがあると思いこんでいたし、それが恐怖だった^^;
「恥ずかしい&痛い」ってのは泌尿器科系が怖い2大理由ですよね。
女性にとっての初めての婦人科の内診みたいな物。
家に帰ってから硬膜外麻酔という物を調べていたら、これは脊髄注射とかそういうものとは違う物であると言う事がわかった。 無痛分娩の時とかに使う麻酔らしい・・・。 結局恐れていたカテーテルもなく、麻酔も脊髄注射はなくて、心配しすぎだったようだ。 それでも確定したわけではないので、やはり色々と不安がいっぱいある。 が、そんなことも言ってられず、帰宅して入院の準備。
万一、入院が長引く場合などの事も考えて、年度末の支払い関係などを繰上げして全て済ませる。 猫の餌は・・・・奥さんに任せておけばいいと。。 私になついている猫なので果たして寂しがらないだろうか? 今回の入院は救急でもなく、わざわざ他人の手を煩わせるわけにはいかないので自分で全て済ませる。 この年になれば当然と言えば当然だが、病気の時は親とか身内に頼りきりたい気分にもなる。 が、たった一人の血縁にも迷惑かけられんし^^;
しかし・・・入院すると言うのに このワクワク気分は何? (^^;;; なんか、初めての手術入院と言う喜び?と、これで結石の痛みと不安から開放されると言う喜びの期待感だろうか?補足になるが両腎結石なので『両方の結石を今回の入院で一度に破砕できないのか?』という質問を先生にした。 破砕の影響が腎臓にあったり、両方の尿管に破砕後の砂が詰まってしまった場合両方の腎臓の機能が使えない事になったりしてしまう可能性がある。 だから片方ずつ治療をしていくという事であった。 確かに腎臓がもし1個しかなかった場合だったら、安全確実に治療する為にはカテーテルを入れたりとか腎機能を失わせないような処置が併用されたりしたのではないだろうか? 両方にある石が小さい物だったら一度にやってくれるのかな? 保険でも別扱いだから、別にやった方が病院も儲かるから同時治療はしないだろうね。
そんなこんなで入院も決まり入院前の不安もいっぱいある状態でした。 今まで大きな病気もなくず〜っと健康だった人が入院する時ってもっと不安になるらしいですね。 『何をされるかわからない』ってのは確かに怖いです。物凄く痛い時に入院手術なら、そんな事考えている余裕もないのだけど、計画入院の場合は余計な事ばかり考えちゃう(^^;